バンクシアについて
約70種がオーストラリアに分布し、そのうち60種が南西オーストラリアに分布します。多くの種類は水はけの良い酸性土壌を好みます。花は小さな花の集合で花序を作り、全体の形は球形や円錐、円筒状。蕾から開花までは、ゆっくりと花序が伸びるので数ヶ月かかります。開花時は花柱が長く伸びブラシ状になります。葉は変化に富み針状の物から鋸歯が発達した物、広く朴の葉状の物まで変化に富みます。高さは低木から中木の物が多い。
地際にリグノチューバー(木質塊)をつくる物があり、原野火災の後にはその部分より多くの芽が伸び出します。原野火災の後焼けたサヤから種子を落とし繁殖するタイプもあります。
多くは水はけの良い酸性土壌を好みますが、オーストラリアに広く分布しているために中には、湿地、沼地、海岸部を好む物もあります。その様な種類は日本の環境にも適応しています。

商品名 ヒースバンクシア 英名 ヒースバンクシア ヒースリーブバンクシア
学名 Banksia ericifolia
常緑
高さ 2〜5m 幅1〜2.5m 個体差あり
容姿 ブッシュ状
特徴 細い葉は10〜20mmでヒースに似ていることからこの名前が付いた。大きな花(20〜30cm)をたくさん付け、湿地にも強く、育てやすい。
開花期 10 11 12 オススメの用途
鑑賞期 葉 10 11 12 街路
その他 公園
植替 10 11 12 ベランダ 緑陰
剪定 10 11 12 花壇 グランドカバー
肥料 10 11 12 室内窓際 壁面
好きな環境 生け垣 ロックガーデン
目隠し 防風
灌水 寄せ植え 日陰
肥料 香り カラーリーフ
耐寒 切り枝
潮風
露地植
湿度
管理し易さ

お奨めのコメント 花は大きく、赤〜オレンジ色、晩秋から開花が始まります。花の少ない時期には貴重です。樹形はブッシュ状、ヒースの様に見える葉形も独特で人気あります。マイナス3〜4℃なら十分育ちます。オーストラリア東南部原産で、高温多湿な日本の気候にも適応します。フラワーアレンジメントなどにも最適ですね。

栽培のポイント

植え付け適所:日当たりが良いところ

植え付け土質:排水の良い壌土(やはり排水は良い方が管理しやすい)

植え付け時期:春〜初夏

施肥:バンクシア類は少なめに

施肥時期:花の後(6〜7月)

剪定時期:6〜9月。雪害で傷みにくくなります

病害虫:特になし。

寒ゾーン Z8〜Z11 ●植裁地域  関東以西 四国 九州

耐霜性(有) ●耐暑性 (有) ●耐潮性 (有)

花、切り枝にしても価値有り

ヒースバンクシア 花

ヒースバンクシア花 左右は開花後期 中央は開花中期 他初期

ヒースバンクシア 全体

ヒースバンクシア 葉

21cm鉢

ヒースバンクシア 花付き 全体

ヒースバンクシア 枝

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